楽天証券 vs SBI証券:どちらで口座開設すべきか
この記事で分かること
楽天証券とSBI証券を両方使う筆者が、操作性・銀行連携・IPO・積立を比較。どちらが自分の用途に合うかを判断する基準を整理します。
この記事の目次
結論:初心者は楽天証券から、慣れたらSBI証券も開設
楽天証券をメインにしている理由
楽天銀行との連携が圧倒的に便利
楽天証券と楽天銀行を「マネーブリッジ」で連携すると、普通預金に優遇金利が適用されます。楽天銀行が2026年8月3日に改定した金利は、普通預金残高1,000万円以下の部分が年0.48%、1,000万円を超える部分が年0.42%(いずれも税引前)です。金利は今後も変わり得るため、利用前に最新の商品説明を確認してください。
証券と銀行を同一グループで管理できると、総資産の把握がしやすくなります。
日本円で米国株を買える
楽天証券では円貨決済で米国株・ETFを購入できます。自分でドルに両替する操作を省ける一方、取引時の為替レートにはスプレッドが含まれます。操作の簡単さと為替コストを分けて比較する必要があります。
アプリが使いやすい
iSPEEDというアプリが直感的で、株価チャート・残高確認・積立設定・注文が一画面で完結します。スマホで資産管理する習慣をつけるうえで、UIのストレスがないのは思っている以上に重要です。
証券担保ローンの設定が簡単
楽天証券では保有株式や投資信託を担保にした「証券担保ローン」が利用できます。設定が簡単で、借り入れまでのプロセスがスムーズです。
SBI証券を使い続けている理由
IPOの抽選がわかりやすい
SBI証券のIPO申込みは、抽選申込から結果確認までオンラインで完結します。ただし、申込者ごとに1票の完全平等抽選ではありません。SBI証券の配分方針では、配分予定数量の60%を有効申込株数に応じた抽選、30%をIPOチャレンジポイントに基づいて配分すると説明されています。
IPOを積極的に狙う場合、SBI証券は外せない選択肢です。
Vポイントが貯まる
投資信託の残高に応じてVポイントが付与されます(三井住友カードのゴールドNLなどと組み合わせると還元率が高まります)。楽天ポイントと二刀流にすることで、どちらのポイントも効率的に活用できます。
債券の品揃えが豊富
外国債券・個人向け国債・社債など、楽天証券より取り扱いが多い印象です。
主要スペック比較
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 国内株売買手数料 | 無料(ゼロコース) | 無料(ゼロ革命) |
| 投信積立クレカ還元 | カード・ファンドにより異なる | カード・年間利用額等により異なる |
| ポイント | 楽天ポイント | Vポイント・Pontaポイントほか |
| 銀行連携 | 楽天銀行(マネーブリッジ) | 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金) |
| IPO | 取扱銘柄ごとに確認 | 通常抽選+IPOチャレンジポイント |
| 米国株円貨決済 | 可 | 可 |
| 債券ラインナップ | 標準 | 豊富 |
※手数料・還元率は変更される可能性があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
どちらを選ぶか迷ったときのフロー
まだ証券口座がない
→ 楽天証券から開設
楽天証券を持っている・慣れてきた
→ IPOや債券目的でSBI証券を追加
クレカ積立を利用したい
→ 楽天カード × 楽天証券 または 三井住友カードゴールドNL × SBI証券
ライフスタイルに合わせて選ぶ
両口座を持つデメリット
管理が分散すること。資産を二か所に分けると、総資産を把握しにくくなります。
まとめ
- 操作の分かりやすさを重視する初心者には楽天証券が有力候補。楽天銀行連携・アプリ・円貨決済の使いやすさがある
- 慣れてきたらSBI証券を追加。IPOや債券など、使う目的を決めて併用する
- 両口座の使い分けは「楽天メイン・SBIサブ」とシンプルに決めておくとブレない
どちらも口座開設・維持費は無料です。まず楽天証券を開設してNISA積立を始め、余裕が出たらSBI証券もセットで使い始めるのが現実的なステップです。
口座を開設したら、次のステップは積立設定です。新NISAで年間360万円をどう使うかと投資信託の目論見書・月報の読み方も合わせてご覧ください。
参考リファレンス
投資信託の目論見書・月報の読み方 — 初心者が確認する7項目
投資信託を選ぶ前に、交付目論見書・月報・運用報告書のどこを読むべきか。構成銘柄、純資産総額、購入時手数料、信託報酬、実質コスト、トータルリターン、シャープレシオを確認する手順を解説します。
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慣れてきたら、IPOや債券など目的を決めてSBI証券を追加する。最初から完璧に使い分けるより、この順番の方が迷いにくいです。